日記
21. アイスコーヒー
21.アイスコーヒー
粉、湯、氷の量の目安
濃いコーヒー6 : 氷4 と覚えると良いでしょう。
◆氷を後から加える方法 400ccの作り方
①40gのコーヒー粉で、通常どおりドリッバーで抽出します
②抽出されたコーヒーが2杯分(240ml)の目盛りまできたらドリッパーを外します。
③氷160gを入れて急冷する
急冷用の氷は8個~9個(160g)で、だいたい400mlの目盛りまで入れるのが目安です。氷を入れたら片方の手でサーバーをおさえて、スプーンでかき混ぜてください。カラカラという音がなくなるまでしっかりと溶かします。手で触って、サーバーが冷たいと感じられたらOKです。急冷は香りを封じ込め、透明度のあるコーヒーを楽しむために重要な手順になるので素早く行いましょう。
④グラスに注いで、さらに適量の氷を加えます
お好みのグラスに氷を入れておき、サーバーからアイスコーヒーを流し入れます。
◆氷へ直接落とす抽出法 600㏄の作り方
①サーバメモリ600CCラインより少し下まで氷を詰める
②コーヒー粉は50~60g
③氷に直接掛けて最短で冷やすことを心がける ※サーバも冷やしておくとベスト
④濃い目に抽出しておき、コップの氷と合わさると調度よい濃さになる
⑤1~2時間、冷蔵庫で寝かせておくと、コク・まろやかさが出る
※臭いが飛ばないようにフタをしておく
急冷法のアイスコーヒーと水出しアイスコーヒーの味の違いとは
急冷法のアイスコーヒーは、香り高くキリッとした苦味があり、しっかりとした味わいであり、水出しアイスコーヒーは、苦味が強くないため、まろやかな味わいとなります。急冷法を使ったアイスコーヒーは、熱いお湯を使って濃くいれたものを氷で冷却するため、しっかりとした味わいが楽しめます。きりっとした苦味を楽しみたい人向けです。水出しコーヒーは低い温度で時間を掛けてコーヒーの成分を引き出すので、苦味があまり強くなく、口当たりが柔らかいのが特徴です。
アイスコーヒーに使用する豆(粉)の特徴
深煎り、極深煎りの豆(粉)を使用します。アイスコーヒー専用の豆、もしくはフレンチロースト以上のものを使用します。アイスコーヒーをいれる場合、ホットコーヒーの時よりも少し多めに粉を使用します。(コーヒー粉10gに対してお湯100㏄)理由は、抽出後の急冷と、グラスに入れた際の氷が溶けてもしっかりした味を出すためです。
水出しアイスコーヒーのおすすめの豆(コーヒーバック)
水出しアイスコーヒーは「香味まろやか水出し珈琲」等、お勧め商品が揃っています。水に最短4時間つけておくだけで、水出しコーヒーができあがります。バックタイプのアイスコーヒーのためお手軽なのも特徴です。
アイスコーヒーを楽しめるアレンジレシピ
◇アイスカフェオレ
1.ポーションシロップをグラスに2つ入れます
2.グラスの中に勢いよく1/3ほど牛乳を入れ、シロップとよく混ぜます
3.氷を入れます。牛乳の表面に氷の頭が出るくらいに入れるのがポイント
4.コーヒーを少しずつゆっくりと入れます。氷に沿わせるイメージで入れるときれいにツートンになります。層になっていることを確認しながら、1:1の割合で注いでください。牛乳だけでなく、アーモンドミルクや豆乳などの植物性ミルクと割っても相性が良いです。
◇アイスコーヒーの炭酸割り
1.ポーションシロップを1つ入れます
2.水出しアイスコーヒーを90ml注いでシロップとよく混ぜてください
3.氷を適量入れます
4.炭酸を氷に沿わせながら30ml注ぎます。3:1の割合を意識すると見た目もきれいにできあがります。微炭酸のものを入れるのも爽やかさがより一層引き立ちます。のど越しもとても良いため、暑い日におすすめのレシピです。
◇その他アレンジレシピ
アイスコーヒーの種類Aとおすすめの割りものB
A:しっかりと飲み応えのある苦味タイプのアイスコーヒーの場合
B:乳製品(牛乳、豆乳、アーモンドミルク)や練乳キャラメルや、チョコレートソースなど粘度感のあるもの
A:水出しアイスコーヒーやすっきりしたタイプの(苦味が少ない)アイスコーヒーの場合
B:炭酸、ミント、グレープフルーツジュース、ミントを叩いて入れるとさらに爽やかに
A:酸味の強いアイスコーヒー
B:柑橘系のジュース、コアントロー(オレンジ)、キリッシュなどのリキュール系
◎ご案内
ホームページ内の「シンプルコーヒー楽(がく)」でも、「謎深き飲み物よ、アイスコーヒー」として紹介しています。内容は以下。
・冷たいコーヒーとアイスコーヒーは別モノ
・ドリップ式アイスコーヒーについて
・クリームダウン
・コールドブリューコーヒー
・ダッチコーヒー
・砂糖とミルクの順番
・達人の技